バイオ式生ごみ処理機 バイオクリーン 概要

写真左:家庭用BS-02(最大処理能力2kg/日) 写真右:業務用BC-100(最大処理能力100kg/日)

~最大処理能力2kg/日から500kg/日まで、用途に応じた幅広いラインナップ~

バイオ式生ごみ処理機「バイオクリーン」シリーズは、従来の生ごみ処理機が抱えてきた、分解用基材や脱臭剤の交換などのコストと手間、あるいは臭気といった問題を解決する、3つの特徴を持っています。

特徴① 基材が長持ち

従来の生ごみ処理機の多くは、数カ月使用し続けると分解能力が急激に低下し、耐え難い悪臭が発生するなどの不具合が発生します。またそのような不具合が発生した場合には、種微生物の追加や内容物の交換など煩雑で不快な操作が要求されます。これらの問題点が生ごみ処理装置の広範な普及を阻んできました。

 

これに対し、バイオクリーンのアシドロ®コンポスト分解方式は、高い分解能力が長期間持続することが特徴で、分解基材の交換等にかかるコストや手間を大幅に低減します。

東北大学の実験では5年以上、基材を交換せずに使用しています。

 

生ごみ処理機(BC-50型)の処理槽内。

茶色く見えるのがアシドロ®基材(分解基材)です。基材の原料には、環境負荷の少ない間伐材を使用しています。


特徴② 分解が速い

バイオクリーンの「アシドロ®コンポスト分解方式」では、アシドロ®基材(分解基材)内に生息する微生物叢(そう)の働きを活発化させ、生ごみを効率よく分解します。投入した生ごみの約85%が、24時間以内に水や炭酸ガスに分解され消滅します。残りの約15%は基材と混ざり合い、良質な堆肥(コンポスト)になります。

 

※アシドロ®コンポスト分解方式について、詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

写真上:投入時の生ごみ

写真下:分解後のコンポスト


特徴③ 臭いが少ない

アシドロ®コンポスト分解方式による生ごみや屎尿の分解は、酸性で進行するのが特徴です。このため、生ごみ処理機の臭いの原因となるアンモニアの揮散が抑えられ、他のコンポスト化プロセスと比べて臭いが低減されます。

さらに、排気は脱臭装置を通って排出されるため、複合微生物脱臭方式の効果で、より強力に臭いをカットします。

 

複合微生物脱臭方式

産業技術総合研究所のご指導を受けて開発した「複合微生物脱臭方式」は、自然界の微生物を利用した脱臭方式です。生ごみ処理機の排気が脱臭装置に流れ込むと、脱臭チップ内の微生物が、臭気の原因となる物質を分解し、脱臭された排気だけが空気中に排出されます。脱臭剤の交換や、電気等のエネルギーを必要とせず、脱臭効果が長時間持続する脱臭方式です。

 

写真:BC-15型の脱臭装置と脱臭チップ


生ごみを資源として有効活用

バイオクリーンから取り出したコンポストは、植物の成長に不可欠な窒素・リン酸・カリウムを(とりわけ窒素分を)多く含む上、微量元素のミネラル分をもバランス良く含む良質な肥料としてもご利用いただけます。

 


投入できるもの・できないもの

バイオクリーンに投入できるものとできないものの区別については下表をご覧ください。

 ○ 投入できるもの 

野菜・果物くず、魚・肉類、カニやエビの殻、卵の殻、魚・鶏の骨、ごはん・パン、麺類、カレーやシチュー、その他、人が食べられるもの(みそ汁やスープ等、水分の多い食品は、水分をよく切ってから入れてください。)

 × 投入できないもの 

【人が食べられないもの】金属類、プラスチック、紙・木片類、布・繊維類、陶磁器・石など

【分解できないもの・分解しにくいもの】牛や豚などの大きな骨、貝殻、タケノコ・タマネギの皮、桃や梅などの種、枯葉など

【分解能力低下の原因となるもの】液体(しょうゆ、牛乳、煮物の汁など)、薬品類、多量の食塩、熱いもの、冷凍状態のもの


バイオクリーンは下記の皆様のご指導・ご支援を受け、日立市産学官交流グループ生ごみ処理研究会の活動から生まれました。

 

  • 茨城県、日立市、(財)日立地区産業支援センター
  • 東北大学名誉教授、東北生活文化大学 理学博士 西野 徳三 教授
  • 東北大学大学院工学研究科・工学部 バイオ工学専攻 農学博士 中山 亨 教授
  • 京都学園大学 バイオ環境学部 農学博士 金川 貴博 教授
  • 神奈川工科大学 技術士・工学博士 高沢 孝哉 名誉教授
  • 神奈川工科大学 工学部 機械工学科 工学博士 木村 茂雄 教授
  • 茨城大学 工学部 各研究室

 

※アシドロはスターエンジニアリング株式会社の登録商標です。